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現場レポート

2024年10月9日(水)

新町の現場 Vol.3

先日お引渡しをしたお住まいの仕上げの様子をお伝えします。

ボリューム感のある、ガルバリウム鋼板とそとん壁のコントラストが印象的です。床下エアコンが設置されているので、今年の冬は暖かく過ごしていただけそうです。

室内では土間に職人さんが洗い出し仕上げをしています。洗い出しは昔から日本で行われてきた技法らしいですが、いつからこのような技法が行われてきたかはわかりません。日本家屋の玄関でなじみがあるかと思います。

通常の方法でコンクリートを打設します。コンクリートがある程度硬化する前に、その表面に砂や小石などの骨材を均一に散布します。次にコンクリートが部分的に硬化した後、表面に水をかけてコンクリートペーストを洗い流し、骨材を露出させます。最後にブラシやスポンジなどで必要な最終仕上げを行います。見た目が美しいだけでなく、滑り止めの効果もあり、古来から親しまれています。

職人さんが少なくなっている現代ですが、このような技術は残していきたいですよね。

スポンジやブラシで仕上げ作業をしています。

こちらは表具屋さんが和室の壁に和紙を施工します。今回は福井の和紙を使用しますが、和紙は産地によっても個性があり、貼るのが難しいそうです。熟練の職人さんが丁寧に貼ってくれるのですが、気候やその日の湿度などでも糊の乾きが変わってくるので、素早さと正確さが必要だそうです。Instagramに施工の様子もリールであげておりますので、是非ご覧になってください。

職人さんたちの活躍により、素晴らしい和室に仕上がりました!

これからカーポート、外構も順に施工に入ります。竣工写真が施工事例にアップされておりますので、是非ともご覧ください。

暮らしやすさとゆとりの家 – イエライフ | 小出建設

/Kaoru